ゴダイゴの曲がヒットした頃は、今年(2025年)還暦を迎えるmoonにとっては、中学生の頃です。
ゴダイゴの曲の短い英語を必死で聞き取り、訳しようと、辞書を引いていました。今ならインターネットですぐに繋がった文章が出たのでしょうが、当時はざっくりと想像して理解するしかありませんでした。
しかし、それ以上にゴダイゴの曲は魅力的で、どういう意味か?興味を持ちました。当時は何と言っても、テレビドラマ『西遊記』の主題歌が多くの人の耳に届いたものと思われます。
そして、2024年12月31日第75回NHK紅白にて、『ビューティフルネーム』を歌うMISIAさんの姿が!
そんなゴダイゴの現在の活動、メンバーの方やお亡くなりになった方、若い頃のお話などにフォーカスしてみます。
ゴダイゴの現在 メンバーはどんな方が?
ゴダイゴ(GODIEGO)は、1975年に結成された日本のプログレッシブ・ロック・バンド(イギリスの革新的、進歩的なロックと言うジャンル)として日本では草分け的なバンドです。
なんて書くと、難しい感じがしますが、ゴダイゴの曲は1980年代にタイアップ曲として多くのCMやドラマ、アニメなどで用いられ、ポピュラーなバンドとしてお茶の間の人気を博します。
さて、そんなゴダイゴのメンバーは? ※年齢は全て2025年1月時点
ミッキー吉野さん(本名 吉野光義よしのみつよし)1951年12月13日生まれ(73歳)神奈川県横浜市の出身です。キーボード、サックス、ボーカル、作詞、作曲、編曲 などを担当してます。
タケカワユキヒデさん(本名 武川行秀 読み同じ)1952年10月22日生まれ(72歳)埼玉県さいたま市浦和区のご出身。ボーカル、ピアノ、メロトロン、作詞、作曲、編曲を手掛けます。
スティーヴ・フォックスさん(本名 スティーヴ・ヘンリー・フォックス)1953年10月3日生まれ(71歳)宮城県仙台市 出身。ベース、ボーカル、作詞、作曲 手掛けます。
トミー・スナイダー さん(本名トミー・チャーター・スナイダー)1952年12月20日生まれの(72歳) アメリカ合衆国マサチューセッツ州の出身です ドラムス、フルート、ボーカル、作詞、作曲、編曲 を行います。
吉澤洋治 さん(本名同じ よしざわりょうじ) 1957年1月31日(67歳)東京都のご出身。 ギター、ベース、ボーカルを担当します。
ゴダイゴ、現在、旧メンバー、亡くなった方は?
又、旧メンバーとして
原田 裕臣さん(本名同じ はらだゆうじん) 1944年2月14日生まれ(80歳) 神奈川県川崎市のご出身。
ドラムス の担当でした。2024年11月10日に友人のミッキー・カーチスさんがゲスト出演したラジオで原田裕臣さんが亡くなったことを伝えていますが没年月日などは不明です。
この方は、ガロの『学生街の喫茶店』や井上堯之バンド、沢田研二さんや萩原健一さんのバックバンドのドラマーとして活躍していました。
浅野孝已さん (本名同じ あさのたかみ) 1951年6月1日 生まれ。 東京都豊島区出身。 ギター、ギターシンセサイザー、ボーカル、作詞、作曲、編曲担当していました。浅野良治さんの兄ですが、ゴダイゴ現役中の2020年5月12日に虚血性心不全により68歳で逝去なさってます。
浅野良治 さん(本名同じ あさのりょうじ) 1954年1月20日生まれ(70歳) 東京都豊島区のご出身です。ドラムス担当でした。
ゴダイゴ、現在。”GODIEGO”の名前に隠された深い意味!
グループ名の由来の一つにはミッキー吉野さんは自分の姓「吉野」から吉野朝廷と結び付け、後醍醐天皇と連想できる事で、子供のころから後醍醐天皇が好きだったそうです。
しかし英語表記では“GODIEGO”となるのは、「DAI」ではなく「DIE」という表記を思い付いたのはスティーブ・フォックスさんの提案でそうなったようです。
理由は「GO」「DIE」「GO」と分けると、「生きて、死んで、生きる」という意味になる事からだといいます。
不死鳥、復権する事が出来た後醍醐天皇、七転び八起き、あるいは輪廻転生がイメージできるという事でミッキー吉野さんも同意したようです。
この話、実は私moonが中学生の時に、教師がその話をしてくれました。何故その先生が、インターネットもない時代にそのような事を調べていたのか解りませんが、
若い先生だったと記憶していたので、音楽雑誌等で仕入れた情報だったのでしょう。その時すごく納得したのを覚えています。
ネーミングに関しては、「GOD」「I」「EGO」と分けると、「神」「自分」「エゴ」という意味も含んでいるのだそうです。
ゴダイゴは、始め『ミッキー吉野グループ』と言う名前でミッキー吉野さんとスティーヴ・フォックスさんで音楽活動をしている中、
タケカワユキヒデさんのレコーディングで出会い、他のバンドで活動していた浅野孝已さんと原田裕臣さんと合流して1975年に『ゴダイゴ』が結成されました。
ゴダイゴの現在は、バンド結成から50年。銀河鉄道999も!
1976年になると、さっそくNHK総合のテレビドラマ『男たちの旅路』の音楽を担当する事になります。
その後、ヒットメーカーとなるのですが、なんと言っても先述の日本テレビ系の『西遊記』(1978年第一部)のオープニング『モンキーマジック』とエンディングソングの『ガンダーラ』で、幅広くお茶の間で知られることになります。
このドラマは、堺正章さんの孫悟空と夏目雅子さんの三蔵法師、西田敏行さんの猪八戒、岸部シローさんの沙悟浄を演じていて、それぞれの掛け合いが面白く、
毎回、妖術を使う妖怪との戦いを含め毎週テレビにかじりついてみていた方は多かったのではないでしょうか?
そして、このドラマのファンだったメンバーのトム(イギリス)がいた日本で立ち上がった多国籍のバンド『MONKEY MAJIK(モンキーマジック)』が東北で生まれ、現在も宮城県仙台市をベースに活動が行われています。
ゴダイゴは1979年にはユニセフ国際児童年協賛曲である「ビューティフル・ネーム」が発表されました。
これも先に書いた2024年の紅白でMISIAさんが熱唱してましたが、楽曲が古くならない事に驚きます。
同じ1979年に松本零士さん原作の映画『銀河鉄道999』の主題歌「銀河鉄道999」を発表します。
この楽曲も若い方なら、2014年にEXILE(エグザイル)がカバーしたバージョンの方が有名かもしれませんが、
46年前に作られた曲とは思えないくらい新しい事、そして数年ごとにカバーされている事なども驚きですね。
ゴダイゴは、人気を博していましたが1980年頃に核になるスティーヴ・フォックスさんが宣教師になるために、脱退します。
2007年にミッキー吉野さんが19歳年下の女流画家の方と結婚した時、スティーブ・フォックスさんが式の牧師を務めています。
1975年から10年間の活動ののち1985年に解散します。しかし、その名前の通りゴダイゴは、1999年の後半から2000年の初頭まで、3か月限定で再結成します。
これには、外国人メンバーのビザの関係もあったといいます。そして、その後2006年から現在も活動を先述のメンバーで続けています。
2025年はゴダイゴ結成から50周年、1月は、26日(日)に行われる大阪府岸和田市の南海浪切ホール 大ホールを皮切りに12月までコンサート予定が入っているようです。
以上ゴダイゴの現在の活動、メンバーの皆さん、亡くなられたメンバーの方についてスポットを当ててみました。
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