私、moonの世代にとって、あまり馴染みのないバンドではありますが、聞いてみるとちょっと良い。心地よい、心に染みるなんてのが、たくさん存在します。
それが、良いなと思えば思えるほど、今まで知らなかった事の後悔の念が深くなっちゃたりします。
『ベリーグッドマン』と言うバンドも、そんな一つではないかと思います。
今回は、若い方でも、オジサン世代でも楽曲を聞いてみたくなるのではないか?と思われる、そんな『ベリーグッドマン』にスポットを当ててみたいと思います。
ベリーグッドマンメンバーは?出身と実家!吹奏楽部と野球部
ベリーグッドマン( BERRY GOODMAN)のメンバーは
★Rover(ロバー)さんはベリーグッドマンのリーダー。本名は西村 洋一(にしむら よういち)さんといいます。1988年5月29日生まれなので、(2025年3月現在)36歳です。大阪市浪速区のご出身。
大阪府立淀川工業高等学校(現在の大阪府立淀川工科高等学校)では、全国屈指の実力を誇る吹奏楽部で丸谷明夫先生の指導を受けていました。
★MOCA(モカ)さんは出生名を金山 晋也(かなやま しんや)さんといいます。又、韓国の国籍の方で、キム ジンヤと言う韓国名です。1988年4月24日生まれなので、ローバーさんと同じ36歳です。大阪市西成区のご出身。
実家は「西成ビストロ」というお好み焼き店を営んでおり、ファンからは聖地とされているようです。
甲子園の常連の野球の強豪校である宮崎県延岡学園高校へ入学します。生徒会長を務めるかたわら硬式野球部に籍をおき、3年時に春夏連続で甲子園球場の全国大会に出場していました。
★HiDEX(ヒデックス)さんの本名は鈴木 英明(すずき ひであき)と言います。1988年11月18日生まれの36歳、大阪市浪速区生まれです。
幼無い頃からお兄さんの影響でピアノを習い、中学生時代にはローバーさんと同じ吹奏楽部でドラムを担当します。
大阪スクールオブミュージック専門学校を卒業していて、多くのミュージシャンに楽曲の提供を行っています。お兄さんも同じくNAOというミュージシャンの方です。
全員が大阪出身、吹奏楽部が二人、野球部が1人と言う3人のユニットです。
ベリーグッドマンメンバーは?moka、Rover、HiDEXの高校
Rover(ローバー)こと西村洋一さんは、小学5年生よりビートルズの影響受けて音楽を始めます。大阪市立難波中学校の吹奏楽部よりトランペットを吹き始めジャズも聴くようになります。
大阪府立淀川工業高等学校(現在の大阪府立淀川工科高等学校)に進学し、1年生時に「1年生5人で金管五重奏のアンサンブルコンテストに出たい」と顧問に懇願します。
しかし顧問の先生からは「1年生だけで金管五重奏は無理だ。普通は八重奏で音を出していかないと負けてしまう」と言われても「5人で行きたい」と言い切って出場し、コンテストで金賞を受賞してしまいます。
顧問の先生に「自分で音楽を作って生きる」って啖呵を切り、「できるわけがない、素質がない。」と言われ、トランペットをあきらめて部活を辞めてしまいます。
学校も退学する気でいましたが、学校の配慮で通信制の高校に転校する事になります。
HiDEX(ヒデックス)こと鈴木英明さんも又、中学、高校とローバーさんと同級生でした。部活も同じ。
ヒデックスさんは、幼少期からピアノを習い、ギターやドラムス、トランペットなど様々な楽器の演奏を習得します。
中学時代に出会った二人は2009年に「Roofy」を結成し活動を続けていましたが、2011年に喧嘩別れで「Roofy」を解散してしまいます。
その後、ローバーさんはMOCA(モカ)こと金山晋也さんと、大阪のクラブで出会います。
モカさんは野球の強豪校である宮崎県延岡学園高校へ入学、野球部に所属します。生徒会長も務めていたそうで、延岡学園高校はモカさんの在学時、春夏連続の甲子園出場に沸きますが、
モカさん自身は甲子園球場では春夏ともスタンドからの応援に回っていたという事で、選手としての活躍は無かったようです。
2013年にモカさんのソロアルバム『原始人の歌』を発売するにあたりローバーさんとヒデックスさんは再びタッグを組み、
モカさんを加え、2013年11月15日に3人のユニット「べリ-グッドマン」が結成されます。
ベリーグッドマンメンバーは?メンバー、バンド名の由来?
ベリーグッドマンと言うバンド名の由来はローバーさんとヒデックスさんが吹奏楽部時代に演奏していたジャズクラリネット奏者のベニー・グッドマンをもじったものだそうです。
インディーズからメジャーデビューまで1作目から7枚目のアルバムタイトル「SING SING SING」もベニー・グッドマンの「Sing, Sing, Sing」が由来です。
それぞれのアーティスト名はローバーさんは憧れであったDef Tech(デフテック)のMicro(マイクロ)さんに「あだ名はないの?」と聞かれ、
学生時代にトランペットを吹いている顔がロバに似ていたため「ロバです」と話すと「トランペットかっこいいじゃん」、「ロバー(Rover)」でいいじゃんと決めてもらったらしいです。
同席していたヒデックスさんも「自分にも!」と頼んだらマイクロさんが「ジャンボ鈴木でいいんじゃない?」と適当にあしらわれ落ち込んだと言います。
ヒデックスさんのアーティスト名はソロ活動時のHiDETracks[ヒデトラックス]の略と言う事です。
MOCA(モカ)さんは、最高の『最』を「も」と読み、『歌』を「か」と読み、『最高の歌を』と言う気持ちが込められているという事です。
ベリーグッドマンメンバーは?人気曲ライオンと甲子園
ベリーグッドマンの楽曲は、野球をモチーフにしたものが多いのですが、それはモカさんが、延岡学園高校で硬式野球部に所属していた事も背景にあります。
『ライトスタンド』と言う人気曲や、『ライオン』と言う人気曲は、野球選手が入場曲として起用したり、甲子園のテーマソングになっていたりします。
『ライオン』はプロ野球、埼玉西武ライオンズの増田達至投手のために制作した曲です。増田選手の登場曲として流れます。
モカさんは、強豪校に入学し、甲子園に行きますが、人一倍努力をしたけど、ベンチ入りも果たせなかった悔しい気持ちや、その気持ちを前向きに変える言葉で歌を送ります。
野球だけに限った事ではなく、うまくゆかない事や、目標に向かい悩む人々の心に寄り添うように曲は進みます。
部活だけではなく、2024年3月15日には、広島国際大学の卒業式でサプライズライブを行いました。
卒業生にとってはコロナ禍により入学式が中止となった学年で、入学後もオンライン授業になるなど思い描いた大学生活を過ごすことが出来ませんでした。
そんな大学生のみなさんに、大学生活最後に思い出をと卒業生840人にエールを届けるためのライブだったようです。
常に前向きに、でも、うつむいてる人の気持ちを汲み取り、声を掛け続けるような楽曲は心を打ちます。
どこかから、ベリーグッドマンの歌声が聞こえてきたら、耳を傾けてください。皆さんにエールを送り続けている彼らがいるはずです。
いかがだったでしょうか?今回はベリーグッドマンのメンバーの詳細や、熱い思いにフォーカスしてみました。
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