サディスティックミカバンドその豪華すぎるメンバーとは?現在のボーカルのミカさんは?

カバーソング

サディスティック・ミカ・バンド(Sadistic Mika Band)は、1972年6月にファーストシングル『サイクリング・ブギ』をリリース以来、1975年までの活動していたバンドですが、この人たちが、日本最強のロックバンドと認識されてる方も少なくないはずです。少なくとも、音楽関係の方にとっては、とてつもないレジェンドであります。

豪華すぎるメンバーから繰り出された音楽は、今も尚、若い世代でも、「この曲聞いた事ある!」と言われる事も多いかもしれません。

そんな、サディスティック・ミカ・バンドのメンバーとは、現在、ボーカルだった福井ミカさんは?歌い継がれる秘密とは何か?今回はそんなお話です。



サディスティック・ミカ・バンド、バンドメンバーで、世界へ。

ザ・フォーク・クルセダーズ解散後、ソロ活動を行っていた加藤和彦さんが、当時のロンドンを中心としたブリティッシュ・ポップス・ムーブメントに刺激を受けて、結成されたバンドです。

ザ・フォーク・クルセダーズ(代表曲は『イムジン河』『悲しくてやりきれない』『帰ってきたヨッパライ』等々)は、1960年代後半の代表的なバンドで、加藤和彦さんが大学生の頃、立ち上げたバンドです。ポップミュージックと、おしゃれで洗練された音楽性とユーモア併せ持ったリリックをそのままに、更に磨きをかけたバンドがサディスティック・ミカ・バンドと言えるでしょう。

名前の由来は当時ジョン・レノン氏が結成していた『プラスティック・オノ・バンド』をもじったと言われています。又、初代ボーカルのミカ(福井ミカ)さんの包丁使いが、あまりにもサディスティックだった事に由来しているというので、それも笑ってしまいます。

そして、その福井ミカさんは、現在・料理研究家として活動しているというから人生って、何がどう繋がるのか解らないものですね。


サディスティック・ミカ・バンド、メンバーが奇跡的!最強ロックバンド

さて、サディスティック・ミカ・バンドの活動は1972年からの3年間でしたが、加藤和彦さん、福井ミカさん、つのだひろさん、高中正義さん、その間、大口広司さん、高橋幸宏さん、小原礼さんなどがつのだひろさんらと入れ替わる事になりました。

ここまでのサディスティック・ミカ・バンドのメンバーだけでもすごいですよね。残念ながら、精力的に活動を続けていたサディスティック・ミカ・バンドでしたが、1975年にボーカルのミカさんと、当時、結婚されていた加藤和彦さんと離婚することになり、バンドも解散してしまいます。

サディスティック・ミカ・バンド、メンバーが進化を続け、タイムマシーンのようなバンド。

サディスティック・ミカ・バンドの突然の解散を受け、『サディスティック』と名を変えて、高橋幸宏さん、高中正義さん、後藤次利さん、今井裕さんらで活動されてました。

しかし、1978年頃に、自然消滅してしまいます。

そんな中、サディスティック・ミカ・バンドが、当時、矢沢永吉さんに世界を視野に入れているバンドとして注目され、矢沢永吉さんのバック・バンドとしてサディスティックミカバンドが起用されています。

又、期間限定?のような形で1985年、加藤和彦さん、高中正義さん、高橋幸宏さん、後藤次利さんに坂本龍一さん。

それに松任谷由実さんを加えた「サディスティック・ユーミン・バンド」(Sadistic Yuming Band)が国立競技場で開催された音楽イベント「ALL TOGETHER NOW」に出演します。

代表曲の「タイムマシンにおねがい」、更にボーカルに小田和正さん、財津和夫さんに松任谷由実さんのコラボレーション曲「今だから」を披露しています。

1989年になると、加藤和彦さん、高中正義さん、小原礼さん、高橋幸宏さんの4人に桐島かれんさんをボーカルに加えてSadistic Mika Band を Sadistic Mica Bandとして再結成しております。

その時のサディスティックミカバンドのアルバム『天晴』には、ゲスト・ミュージシャンとして

坂本龍一さんKeyboards
小林武史 さん- Keyboards
佐藤博 さん- Hammond Organ
清水靖晃 さん- Saxophones
忌野清志郎 さん- Backing Vocals ら豪華ミュージシャンが、参加しています。

坂本龍一さんと、小林武史さんが、キーボディストとして、忌野清志郎さんがバックボーカルで参加してるなんて、凄過ぎます。


サディスティック・ミカ・バンド、メンバーの曲は、全く古くならない不思議な魅力の楽曲

さて、52年前に結成されたサディスティック・ミカ・バンドはこのように、様々に形を変えてメディアに現れる不思議なバンドです。

2007年の3月8日、NHKホールにおいて、サディスティック・ミカ・バンド名義としては18年ぶりのライブを行なわれました。

木村カエラさんがボーカルとして参加し、アンコールに木村カエラさんや小原礼さんと親交が深い奥田民生さんがゲストとして登場というこれまた、豪華なゲスト。

しかし、それ以来、バンドとしては活動されておらず、残念ながら2009年10月に中心人物であった加藤和彦さんは2009年10月17日に軽井沢のホテルで自死。

更に2023年1月にドラムスの高橋幸宏さんが脳腫瘍に併発した誤嚥(ごえん)性肺炎のため亡くなっております。

ところが実は去年の9月から『おーいお茶』のCMで、『タイムマシンにおねがい』が流れています。初めて発表されてから50年ほど経っているのに、このCM、日本初のAIタレントが起用されているという斬新さ。

いやぁ、まさに、ぴったり、しっくりくるこのCM。50年前にこんな事になるとは、メンバーのだれも予想していなかったでしょうね。

まだまだ、サディスティック・ミカ・バンドの楽曲が流れてくるかもしれませんよ。

※映画『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』が2024年5月にTOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開。
まだまだ、サディスティック・ミカ・バンドのレジェンドは続きます。

以上サディスティック・ミカ・バンドの豪華すぎるメンバーと名前の由来となったミカさんの今のご職業、止まらないサディスティックミカバンドの活動を調べてまいりました。

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