スキマスイッチと言う、耳慣れない単語がメディアから聞こえだしたのは、2004~2005年頃だったでしょうか?
楽曲『全力少年』がヒットし、アフロの人と言うイメージは、常田さんでした。一方、大橋さんは、普通の方と言うイメージで、お二人は、なんとなくお笑いや漫才師の方を彷彿とさせるビジュアルでした。
しかし、テンポの良い『全力少年』以外にも先にリリースされていた『奏ーかなでー』のようにしっとりした楽曲もある事を知り、ふり幅の広いミュージシャンの方だと思ったのでした。
今回は、そんなお二人にフォーカスしてみます。
スキマスイッチのメンバー、年齢や身長などのプロフィール、担当楽器
先ずは、スキマスイッチのメンバーは?
最初にボーカル、ギター、時折、ハーモニカを担当している大橋卓弥さん(おおはし たくや)は、愛知県東海市出身です。1978年5月9日生まれなので、47歳です。(2025年8月現在)
大橋卓弥さんの血液型はAB型、身長175cm、体重68kgだそうです。体重については、最近『太った』なんて気ワードも見え隠れするので、いつのデーターかは分かりません。
そして、常田真太郎さん(ときた しんたろう)は、愛知県名古屋市緑区出身で、1978年2月25日生まれ。年齢こそ同じですが、学年では大橋卓弥さんの一学年上です。
常田真太郎さんの血液型はO型、身長176.5 cm、体重85 kgと言われています。
主にピアノ、コーラス、オルガン、トータルサウンドトリートメントを担当されていると言う事ですが、耳慣れない『トータルサウンドトリートメント』と言う言葉。
実際に検索してもスキマスイッチや常田真太郎さんが出てくるのですが、さらに調べてみると、音響機器や音楽を利用して、心身の健康やリラクゼーションを促進する療法や技術だそうです。
幅の広い意味を持つ言葉ですが、スキマスイッチの楽曲の中には何かしら、そういう要素が取り入れられているとしても不思議ではありませんね。
楽曲は、デビュー以来、大橋卓弥さんと常田真太郎さんの二人で作っていると言います。どちらか一人で一曲を作りきると言う事はないと言うのも、稀な事ですし、驚きです。
スキマスイッチのメンバー、常田真太郎はゲーム音楽がきっかけに?
スキマスイッチの大橋卓弥さんは、東海市立渡内小学校に入学しますが、小学生時代からピアノを習い始めます。ピアニストになる事を夢見ていたと言います。
しかし東海市立上野中学校の2年生の頃に、指導者の奨めでプロのピアニストのコンサートに行くと、あまりにものレベルの高さに挫折し、ピアノを止めてしまいます。
大橋卓弥さんは、中学時代はバレーボール部に籍をおき、生徒会の仕事などもこなす真面目な生徒さんだったようです。
中学の先輩にヨツヤタカヒロ.さんがいます。現在、地元の愛知県を中心にシンガーソングライター、作曲家、キーボーディストとして活躍されている方です。
中学時代に、先生から上野中学校の学園祭のイメージソング「流れゆく時のなかで」の作曲を頼まれ、人生で初めての作曲をします。
高校は、愛知県立知多高等学校(現・愛知県立知多翔洋高等学校)に入学します。
一方、常田真太郎さんのご実家では、両親が喫茶店を営んでいた時期があり、その時、有線放送から流れる音楽を軽く聴く程度で、当時はオフコースやチューリップの曲が多かったようです。
音楽に興味を持ったのは小学校の高学年の頃。
ゲームの「ドラゴンクエスト」で流れる音楽に興味を惹かれ、CDを父にせがんでレンタルショップに借りに行きました。
そのとき、はじめて「こんなに綺麗な音楽があるんだ」と感激したと言います。
そんな感じで音楽とは無縁に近い状況で、名古屋市立神沢中学校の中学時代はサッカーや野球などスポーツに夢中でした。
ただ、ピアノが弾ける友人がいて羨望のまなざしで見ていたようです。
高校は、進学校でもある愛知県立昭和高等学校に入学、バルセロナオリンピックを見て影響を受け、柔道部に所属しながら、高校で同級生となった先述のヨツヤタカヒロ.さんとバンドを組み活動を始めます。
スキマスイッチのメンバー、若い頃の大橋卓弥は、怖かった?
やがて、三人とも進学のために、それぞれが上京します。常田真太郎さんは音楽専門学校メーザー・ハウスに入学。
大橋卓弥さんも音楽関係の専門学校(どの学校かは不明)へ入学しますが、2週間で辞めているようです。
ヨツヤタカヒロ.さんは大学(大学名不明)へ進学します。
1996年の夏にヨツヤタカヒロ.さんは、中学時代の後輩である大橋卓弥さんを常田真太郎さんが出演するライブに誘います。
ヨツヤタカヒロ.さんが二人を近づけた訳ですが、お二人とも第一印象はとても良いとは言えないモノでした。
その時の印象を、大橋卓弥さんは、弾き始めて6か月くらいだった常田真太郎さんのキーボード技術がピアニストを目指した大橋卓弥さんにとっては、下手過ぎて、
「それがお客さんを入れて、お金を取ってライブをやるんだと思ったら、『この人と絶対一緒にやることはないだろうな』って思いました」
スポニチアネックス 2020年8月18日付
又、常田真太郎さんの大橋卓弥さんへの印象も悪く、サングラスをかけていて、態度が大きく見え、後輩と言われていたが、めちゃくちゃ怖かったと、お話されています。
そんなお二人でしたから、おいそれと結成とはいきませんでした。
始めに常田真太郎さんが、大橋卓弥さんの才能を見抜き、一緒にやろうとアプローチされましたが、断り続けられたと言います。
常田真太郎さんの担当のキーボードより大橋卓弥さんの技術が上回っていた事も一因でした。
それぞれ音楽活動を続ける中、常田真太郎さんは専門学校卒業後、バンド活動と並行して他のアーティストの楽曲アレンジやインディーズレーベル「空間レコード」の経営をしていました。
そこに大橋卓弥さんが自作のCDを作りたいと、楽曲のアレンジなどレコーディングを依頼した事がきっかけでした。1999年の出来事でした。
常田真太郎さんが自身の作品を売り込む際に、大橋卓弥さんの音源を忍ばせたところ、その曲だけが最初から最後まで聴いてもらえ、群を抜いて高評価を受けます。
その時に大橋卓弥さんとは「組んでるの?」と聞かれ、即座に「はい、組んでます。」と答えてしまいます。
その夜に常田真太郎さんは、大橋卓弥さんに電話を入れ、「組むことになったから」と言い、「デビューできる。」とか「高名なプロデューサーと仕事が出来る」とか、必死で結成にこぎ着けます。
スキマスイッチのメンバー、アフロをやめた理由と大炎上の真相は?
スキマスイッチは、2003年までインディーズで活動を続け、2003年7月9日、1stシングル『view』でメジャー・デビューを果たします。
ユニット名は常田真太郎さんが部屋の中で目に付いたふすまの隙間と電灯のスイッチをなんとなく組み合わせて作ったのだそうです。
意味の解らない所に興味を惹かれる心理を狙ったのでしょうか?
『view』はオリコンチャートでは68位でしたが、『奏』が22位、『冬の口笛』が6位そして、『全力少年』が3位まで上り詰めます。
その頃になるとチャート上位の常連になります。
常田真太郎さんについては、トレードマークのアフロヘアーを突然やめてしまった事で話題になりました。
2008年3月のFMラジオの公開放送時にショートカットで登場しました。
アフロヘアをやめた理由については、2024年のフジテレビ『ぽかぽか』の番組内で、手入れが大変なのと、目立ちすぎて外に気軽に出られない事などを語っています。
事前に事務所に相談して承諾を取ったのだが、ショートカットになったら社内で会議になったのだとか。
そんなお二人とも既婚者です。常田真太郎さんは2005年にご結婚、2007年にお子さんが生まれています。
奥さんは一般女性と言う事で、詳細はありません。お子さんについても、詳しい情報は出ていないようです。
大橋卓弥さんは、2007年9月29日、公式サイトを通じて結婚したことを発表しました。又、結婚発表から2年後の2009年11月17日に第一子の誕生を報告しました。
やはり、奥さんは一般の方のようですが、女優の加藤あいさんに似たきれいな方で、『よしえ』と言う名前ではないかと噂されています。お子さんの情報も出てはいません。
スキマスイッチは、順調に活動を続けますが、ちょっとしたトラブルに見舞われたことがあります。
それは2015年の2月14日に秋田県のライブの中で、秋田の郷土料理店での話を、お店の名前を挙げて、量が少なかったとか、ハタハタが好きで、期待していたが、一匹だけだったとか。
うっかりそんな話をしてしまったところ、Twitter(現在 X)で会場にいた人が拡散させてしまい、それを見た東京在住だった娘さんが怒って抗議し、マスコミも加わって大炎上してしまいました。
真相としては、スキマスイッチのお二人が料亭への到着が遅くなり、深夜に対応していた事、イベンターが、予算の都合でハタハタを減らしてくれと頼んでいた事など、本人たちが知らない事もあったのだとか。
そして会場のライブを見た方は、
問題のmcは全く悪意や嫌味を感じることもなかったし、スキマスイッチが行った店なら今度行ってみようかなくらいに思ってました。
ネットでは秋田県民のことを悪くいったなども書かれてましたが、全然そんなことなかったです。(私の主観ですが)
店の名前を出してしまったのは軽率だったかなと思いますがそこはお互いに謝罪などして解決してほしいです。
料理が少ない、おいしくないなどは言ってなくハタハタ好きだからもっと食べたいなって感じでしたよ。出典:ヤフー知恵袋(実際にライブ会場にいた方の感想から一部抜粋)
名前を言っちゃった事や、多少、いじり過ぎたのはまずかったのかもしれませんが、悪気は無かったようですね。
そんな炎上が、風貌が似ている(アフロだけ?)お笑いの『トータルテンボス』の方まで飛んで行ったと言うのは、驚きました。
スキマスイッチ結成から20年を越えて、お二人の音楽センスと常田真太郎さんの持ち前のアレンジャーの才能、大橋卓弥さんの透き通る声は健在です。
スキマスイッチの楽曲は必ず二人で作ると言うスタイルも素敵だと思います。
ソロ活動も順調ながら、ユニットとしても大いに活動しています。
いかがだったでしょうか?今回はスキマスイッチのメンバーのお二人にフォーカスしてみました。
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