布施明さん、子供の頃からテレビで見ていて、ホリが深くイケメンのかっこいい歌手と言うのが、moonの子供の頃の印象です。
少し大人になって、『シクラメンのかほり』と言う曲がヒットして、あの曲は、小椋佳さんだっけ?
奥さんがオリビアハッセーと言うハリウッド女優の方で、あの方、亡くなられたんだっけ?
あれ?その前に離婚されてましたっけ?あまりにも、有名な方で、当然、お顔も名前も存じ上げているのですが、
解らない事も多く、今回はそんな布施明さんの若い頃やご家族の事、紅白歌合戦にまつわる情報などにスポットを。
布施明の若い頃 気になる現在の年齢は?出身は三鷹市、母方は岩手
布施 明(ふせ あきら)さんの本名は布施 晃と漢字が違いますが読みは同じです。1947年(昭和22年)12月18日 生まれで、2025年12月26日現在は、78歳になられたばかり!
終戦後、間もない時代ですね。
東京都三鷹市出身、血液型はA型で、身長は171㎝です。
お父さんは、三鷹市で何らかの事業を営んでいたとのこと、ご家族はご両親と兄が二人と姉が一人、末っ子が布施明さんでした。
お父さんは滋賀県の日野町のご出身という話もありますが、情報元はネットの中でのログなので、真偽は解りません。
母の出身は、岩手県の花泉町(現在は一関市)のご出身です。東日本大震災の時に、母方の親族が多く住むと言う東北の被害に心を痛めます。
私の母は岩手県の出身で、今も私の叔父、叔母、いとこ、姪、甥など
沢山の親類が岩手、宮城に暮らしている。
今は無事であることを祈るしか術はありません。布施明 公式サイト 2011年3月15日付
そんな風に親族へと、東北の被害に思いを寄せておりました。
何はともあれ、子供の頃は、兄や姉に囲まれ6人家族だったようで、布施明さんの兄弟は皆さん、幼い頃から歌が好きで上手だったそうです。
その中でも、末っ子の布施明さんが一番うまかったのだとか。
布施明の若い頃。テレビのオーディション番組から高校生デビュー!
子供の頃から歌が好きだったと言う布施明さんは、まだまだ自然が残る当時の三鷹市で伸び伸びと育ちます。
やがて東京都立府中高等学校入学する頃になると、日本テレビ系の歌のオーディション番組に出場し、合格します。
そして、そのまま高校時代に、スカウトされ、歌唱力抜群の布施明さんは、高校在学中にデビューが決まります。
その頃、同じ事務所には、憧れの大先輩「ザ・ピーナッツ」も在籍、飛ぶ鳥も落とす勢いの渡辺プロダクションでした。
新人時代には、同じ事務所の伊東ゆかりさんや園まりさんの前座を務め、場数を踏むと1965年、「君に涙とほほえみを」でデビューします。
デビューした次の年の1966年12月、凡そ1年半後の7枚目のシングル「霧の摩周湖」が大ヒットします。
学業と仕事を両立させるため、豊島実業高等学校(現在の豊島学院高等学校)へ転校して、卒業しました。
俳優さんとしても、1969年あたりから、幅広い役どころを熟していらっしゃるので、子供の頃から、テレビでお馴染みでした。
1975年、筆者moonが10歳の頃、小椋佳さんの作詞作曲による『シクラメンのかほり』をリリースします。
小椋佳さんは、本業は当時の第一勧業銀行の銀行員でシンガーソングライターでもありましたが、
優秀な方で、この曲がヒットした時には赤坂の第一勧業銀行からアメリカのメリルリンチ証券に派遣されていた時で、アメリカでヒットしている事を知ったのだそうです。
実はこの『シクラメンのかほり』は、当初、布施明さんはあまり気に入っていなかったのですが、渡辺プロダクションの社長や、のちのオザワオフィスの社長が推して作品になったようです。
又、小椋佳さんも、気に入らず、作品としてまとめていましたが、おくらいりになっていたと言う曲でした。つまり作った側も、歌った方も気に入っていなかった曲と言う事でした。
しかし、この『シクラメンのかほり』と言う曲が1年間で128万枚の売り上げを記録しミリオンヒットとなります。
そしてタイトルの『かほり』(香り)や歌詞の中の『薄紫色のシクラメン』という言葉をもとに、当時香りが殆どしないシクラメンに香りがある種類や、薄紫色のシクラメンが作られたと言うからすごいです。
布施明さんは、この曲のヒットで多くの賞を総なめにしています。
布施明の若い頃。前妻オリビアハッセーとの息子がいる?娘はいない
布施明さんはその他にも、『霧の摩周湖』や『積木の部屋』など数々のヒットを連発してます。
そして、布施明さんの結婚にもヒット曲の中の『君はバラより美しい』が関わっておりました。1979年1月に『君はバラより美しい』をリリースするとカネボウ化粧品のCMソングになります。
明るいアップテンポの曲を声量豊かに盛り上げて行く布施明さんの声に多くの人が引きつけられますが、
1979年3月からのCMにキャラクターとして登場したのは、1968年に17歳で映画「ロミオとジュリエット」のジュリエット役に抜擢され一世を風靡したオリビア・ハッセーさんでした。
来日中のオリビアハッセーさんは、布施明さんのレコーディング中にスタジオを訪れるなど、歌声とキャラクターにぞっこんになったようです。
又、布施明さんもオリビアハッセーさんと、真剣に交際を始めます。その頃、既にバツイチだったオリビアハッセーさんには、前夫との間にアレキサンダー君と言う一人息子さんがおりました。
布施明さんはその事を気にかけていましたが、布施明さんがハリウッドのビバリーヒルズにあるオリビアハッセーさんの豪邸を訪れた際に、布施明さんにアレキサンダー君が懐いてくれたそうです。
二人は、マスコミの報道合戦の矢面に立つことになりますが、順調に交際を進め、1980年にマイアミのヨガ道場でヒンズー教の形式の結婚式を挙げます。
お二人は、ロスアンゼルスに新居を構え、3年後の1983年には、男の子、マクシミリアン君も誕生し、順調に見えたのですが、
言葉の壁の中で、布施明さんは苦しむ事となり、英語が妨げとなりアメリカのアーティストユニオン(アーティストの著作や権利の保護や環境改善などの為の団体)に入れず、
国際的なアーティストの仲間入りは断念する事になります。その後、徐々に日本での仕事が多くなり、お二人の距離は離れて行きます。
決定的になったのは、1989年1月にオリビアハッセーさんが37歳の時に15歳年下の当時22歳の俳優のジェイソン・サイナイさんとの浮気が発覚した事で、布施明さんは急遽渡米し、
1週間ほどの滞在の後、大量の荷物と共に帰国されています。1989年の4月には、オリビアハッセーさんが息子さんを引き取る形で、凡そ9年間の結婚生活に幕を下ろします。
その後、布施明さんがむずから語っていたように、オリビアハッセーさんとも友人のような関係で、息子のマクシミリアン君との関係も、良好で時折、来日して合う事もあったようです。
布施明の若い頃。今の妻は森川由加里。16年振りに紅白に出る訳?
オリビアハッセーさんが亡くなったと言う記事を見たのは、去年の丁度今頃2024年12月27日に、亡くなられました。死因は癌ではないかと言う事です。
moonも、この記事を書くにあたって、初めて知ったのですが、布施明さんはオリビアハッセーさんと離婚後、23年の歳月を経て2013年4月15日に、歌手の森川由加里さんと結婚されています。
森川由加里さんと言えば、アラカンの方の中では『SHOW ME』と言う代表曲。「ショーミー、ショーミー」のサビのフレーズが思い浮かぶ方も多いかもしれません。
この曲は、1987年10月9日からTBS系のドラマ『男女7人秋物語』と言う明石家さんまさんと大竹しのぶさんを引き合わせた『男女7人夏物語』の続編として人気を博したドラマの主題歌となり大ヒットします。
布施明さんと森川由加里さんは長年友人として、音楽仲間としてのお付き合いがありましたが、布施明さんが入院し、初期の大腸がんが見つかった時、森川由加里さんが看病してくれた事が、お付き合いのきっかけになったようです。
結婚当時、布施明さんは65歳で、森川由加里さんは50歳、布施明さんにとっては初めの結婚とは逆に、自分は再婚、森川由加里さんは初婚と言う事になりました。
さて時節柄、紅白歌合戦の話題にも触れますと、布施明さんはデビューからすぐの1967年の18回紅白歌合戦から31回まで14年連続で出場しています。
実は布施明さんは、2009年の紅白歌合戦を最後に、若者の為に「枠を譲る」為に勇退を宣言しています。
J-POPの未来の為にと言う前向きで、若く頑張ってる方々の事を思って、身を引いたのですが、あれから16年後の今年芸能生活60年の節目の2025年の第76回NHK紅白歌合戦に十八番とも言うべき『MY WAY』で出演します。
出演を決めた理由は
布施明 デビュー60周年記念 Yearの締めくくりとして、
2025年12月31日(水)NHK紅白歌合戦への出場が決定しました。
2009年を最後に後進に道を譲るという意味から、紅白への出演はしておりませんでしたが、
その後も毎年、ファンの皆様から今年は出演されますか?と多くの問い合わせを頂いておりました。
今年は60周年の記念として更に多くの皆様からお声がけいただいたこともあり、
出演を決めさせていただきました。
2025年の年末は紅白をみながら、良い年をお迎えください。
皆様 お楽しみに。
出典:布施明公式ホームページ https://fuse-akira.com/ 2025年11月14日付
と言う事です。78歳の布施明さんは2026年1月からもびっしりとライブの予定が入っています。すごいバイタリティと、本当に歌う事が好きなのですね。
いかがだったでしょうか?昭和歌謡からJ-POPと言う流れを導いたともいえる布施明さんの若い頃、結婚や離婚、息子さん、現在のご家族、活動のお話でした。

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