ハンバートハンバート メンバーは?朝ドラの曲や『障害』の訳とは?

フォークソング

ハンバートハンバートは、10年くらい前に『おなじ話』と言う楽曲を聴いて、軽く心地よくセンスの良い楽曲だなと言う程度で聞いていました。

当時はyou tubeの中で、見つけて聞いたのだと思います。私が見たのは確かアニメーションだったか?イメージの映像でお二人のお顔などは知りませんでした。

少し前に、女子大生のバンドをやってる方とお話をしてセットリストの話をしていると荒井(松任谷)由実さんの『ひこうき雲』が入っていたのですが、

彼女らはハンバートハンバートさんのカバー(アルバム『FOLK 2』)でこの曲を知ったと言います。オジサンとしては驚きでしたが、更に先日、紅白の出場者リストを見て、ハンバートハンバートのお名前が!

検索すると『障害』なんて言葉も浮かび上がり、気になるところです。

では、早速、ハンバートハンバートのお二人のお話を。




ハンバートハンバート メンバーは?年齢は?二人はご夫婦なの?

ハンバートハンバートのメンバーはお二人です。いわゆるデュオです。早速、詳細を。

★佐藤良成(さとう りょうせい)さんは 1978年10月21日です。現在(2025年12月)47歳です。

神奈川県のご出身です。血液型はO型だそうです。

担当はボーカルも務めますが、ギター、フィドル、バンジョー、マンドリン、ウクレレ、ベースなどの弦楽器を幅広く、又、ドラムも使いこなします。殆どの楽曲の作詞作曲を担当されています。

★佐野遊穂(さの ゆうほ)さんの誕生日は1976年10月28日です。49歳ですね。東京都のご出身で、血液型は佐藤良成さんと同じO型だそうです。

作詞を手掛けるほか、ボーカルと、ハーモニカ、ティン・ホイッスルなどを担当しています。

お二人は、ご夫婦で佐藤良成さんはそんなユニットの形を、「バンドのメンバーを集めてなくても、家にいるから」と冗談めかしてお話されていました。


ハンバートハンバート メンバーは?4歳からギターを欲しがるも!

ハンバートハンバートの結成は1998年まで遡ります。2026年の来年で28年目!となります。

佐藤良成さんが子供の頃、家には親が若い頃に聴いていたジョン・デンバー、サイモン&ガーファンクル等洋楽のレコードの中に、日本のフォークグループの赤い鳥の曲も聴いていたそうです。

佐藤良成さんの中学生のいとこが、エレキギターを買ってもらい、それを見た4歳だった佐藤良成さんも欲しいと、親に根だったそうですが、さすがに買ってもらえず、

相当、かっこよく見えたのだと思いますが、そこから小学生になっても言い続けていたそうで、親は、ギターは、大きすぎて無理だからと言って、バイオリンの教室に通わせたそうです。

最初バイオリンもギターのように弾くものと思っていた7歳の頃の佐藤良成さんは、弾き語りみたいなスタイルを想像していたそうで、かなりがっかりしたのだそうです。

ある程度弾けるようになると、父が会社の人とホームパーティのような事をやっていて、そこで酔っ払った父が、子供だった佐藤良成さんに「バイオリンを弾け!」といい、

しぶしぶ弾いたらおひねりのように、帽子にお金が入ってきて、うれしい臨時収入になったと言う事です。

中学に入りやっとギターを買ってもらえ、高校は和光高等学校に、ボブ・ディランや、ボブ・ディランが関連するザ・バンドのコピーバンドで活動をしていました。

その頃の年代の高校生で、ボブ・ディランに行くあたりでもう凄いのですが、佐藤良成さんは、同じ年代のみんなが聞いているものより、ちょっと違っていたとお話されています。

その方が面白みを感じますし、その当時のリアルタイムでハマっていた大人にとっては、うれしいものだと思います。

その後、大学は早稲田大学に進学します。

大学でも、早稲田大学や和光大学の音楽仲間とバンドを結成して、ハンバート ハンバートの原型となる活動を始めます。

佐藤良成さんは、高校時代のアメリカのフォークの代表のようなボブ・ディランのコピーバンドから、大学では心機一転、おしゃれなフレンチ・ポップスを奏でるバンドを作ろうと思ってました。

佐藤良成さんの中では、「フレンチ・ポップス=ロリータ」というイメージから、ナボコフの小説『ロリータ』の男性主人公「ハンバート・ハンバート」からバンド名にしたとの事です。

佐藤良成さんは、ジャズバンドサークルに入って、バンドのバックコーラスの方を募る中、高校からの友人が和光大学に通う佐野遊穂さんを紹介します。


ハンバートハンバート メンバーは?『おなじ話』がひきがねに!

佐野遊穂さんは、明るい性格の方のようで、自他ともに認める能天気なのだそうです。

当時、佐藤良成さんのバンドメンバーは6人で活動を始めていました。

ボーカルは、佐藤良成さんが務めるつもりでしたが、佐野遊穂さんから届いたデモテープを聞いたバンドのメンバーは、満場一致で佐野遊穂さんをボーカルに推したのだそうです。

佐野遊穂さんは、お母さんが音楽好きで、シャンソンやジャズのレコードをよく聞いていたそうです。

佐野遊穂さん自身は、中学生の頃、近所の夏祭りで友人と、おばあちゃんの家に有るカラオケセットで練習した『星降る街角』を歌い、景品をもらったと言う事です。

高校になってからは文化祭で歌ったことがある程度で、楽器などで音楽と深く関わったことは無かったのだそうです。

大学でのバンド活動は、音楽で食っていこうと言う佐藤良成さんを除き、メンバーは現実的に歩き出し徐々に就職活動を始めます。

残ったのは佐藤良成さんと佐野遊穂さん。佐野遊穂さんも就職しましたが、肌に合わなかったのか半年ほどで離職して、休みを取りやすい仕事にシフトして、音楽活動を続けます。

しかし、鳴かず飛ばずの中、ひたむきに楽曲を作る佐藤良成さん、音楽的にも右往左往する事もあったようですが、根底には『フォークソング』の下地みたいなものがあったのだといいます。

考え込み、落ち込みやすいと言う佐藤良成さんのモチベーションを上げてくれるのは、明るく能天気だと言う佐野遊穂さんの「いいんじゃない?」「大丈夫、何とかなる。」と言う言葉に、何度も救われたそうです。

お互いに一人だったら、続けられなかったとお話されているので、音楽的にもご夫婦としての人間関係でもベストカップルなのでしょうね。

転機になったのは、2005年にリリースされたサードシングルの『おなじ話』でした。歌いたくて仕方が無かったと言う佐藤良成さんと、掛け合いで佐野遊穂さんが答える会話のような楽曲です。

作った時に手ごたえがあったと言うこの曲が全国のラジオ局やyou tubeの中で話題となり、音楽好きの人の中で話題となりました。ライブもお客さんが増えだしたのだそうです。


ハンバートハンバート メンバーは?朝ドラと検索の障害の意味は?

さて、私moonは、知らなかったのですが、ハンバートハンバートの「笑ったり転んだり」と言う曲が、2025年9月から放映されているNHKの朝ドラ(連続テレビ小説)の『ばけばけ』の主題歌になっているのだとか。

「遅いよ!」と突っ込まれそうですが、ここでやっと紅白歌合戦と結びつきました。(笑)

いやしかし、大変失礼ですが、NHKの朝ドラと言えば、ついこの前までラッドウィンプスや古くはB’z、AKB48など、メインストリームの方々が担当するような舞台だったので、

ハンバートハンバートとは、また、ちょっと違う路線と思い込んでいたのですが、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンを題材に展開するこのドラマにピッタリくる感じはします。

(すみません。ドラマは見ていませんでした。💦)

と言うのも、ハンバートハンバートの歌詞には、楽曲と裏腹のちょっとした『毒』や『死』、ブラックユーモアが含まれていたりします。

『笑ったり転んだり』の中にも、

夕日がとても奇麗だね。                                 野垂れ死ぬかもしれないね。

ハンバートハンバート 笑ったり転んだり

この部分だけで、上のような事が言い切れるわけではないですが、以前ネットの中でも、『おなじ話』の登場人物は、亡くなった人との会話ではないか?なんて囁かれた事や、

『ひかり』と言う曲の中にも自死を彷彿とさせる歌詞を書いておられ、ちょっとスピリチュアルな感覚も感じ取れます。

東日本大震災の後、震災の影響で吃音になる子供さんもいらっしゃるようで(獲得性心因性吃音)そういう方の支援の為の楽曲「ぼくのお日さま」は、吃音(どもること)をテーマにした楽曲です。

映画『ぼくのお日さま』の主題歌として、この映画は第77回 カンヌ国際映画祭 オフィシャルセレクション 「ある視点」部門 正式出品となり、映画祭で称賛されます。

ハンバートハンバートを検索すると『障害』と出る事があるようですが、これはこの映画のテーマについてのようで、ご家族やご本人の事ではない様です。

プライベートでは、ご家族は息子さんが3人がいらっしゃると言う事で、2018年の記事で、ご長男は当時10歳と言う事なので、2025年の今は17歳くらいでしょうか?

この方は、10歳の時にすでに『活字中毒』を称する程のインドア派だったそうです。

次男の方は二つ年下で、こちらは活発で小学二年生で野球を始めたばかりという事でした。その下に恐らく3つ離れた末の弟さんがいます。

家でご夫婦で仕事が出来ると言うメリットはありますが、ツアーやレコーディングなどでは、赤ちゃんの頃は、楽屋でおんぶしながらだったこともあるとか!

2019年には、『平日しかライブをやらない。』宣言をして、土日をお子さんの学校などの行事にあて、子供たちと過ごす時間も大切にしているお二人でした。

ほっこりして、ちょっと怖い、そして、優しい音楽。そんなハンバートハンバートのお話でした。

『第76回NHK紅白歌合戦』ハンバート ハンバートは「笑ったり転んだり」を 披露します!
ハンバート ハンバート×連続テレビ小説「ばけばけ」のSPステージ!未公開のアナザーカットも!

ハンバートハンバート official site 2025年12月19日付

と言う事です。貴重映像となるかもしれませんね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました